投資をする場合、スタートとゴールがあります。
どこがスタート地点でどこがゴール地点かはぼやけていますが、投資もマラソンと同じように、まずは明確なゴールとスタートを知ることです。
例えば、マラソン大会でスタート地点とゴール地点がはっきりしない場合、どうでしょうか?どのくらいの距離を走るかもわかりませんので、ペースの判断もつきません。結局は中途半端な走りになってしまい、その選手の能力を完全に発揮することはできません。
では、投資をする場合のスタート地点はどの地点を指すのでしょうか?
それは、投資物件を購入(契約)したときです。不動産投資をしようと思った時点や、投資計画が完成した時点というのは、あくまでスタート地点に立つ前の準備運動期間です。
一方、ゴール(終わり方)地点はいろいろあります。不動産投資の場合、取り壊しや、売却した(他人に渡す)時点です。どのような形でゴールするかを知ることと、自分はどのゴール地点に向かって走っているかを明確に持つことで、スムーズに投資を終了させられます。
最近リスクという言葉を頻繁に聞くようになりましたが、リスクとはどういう意味なのでしょうか?
リスク=危険という意味が一般的ですが、使い方、使う場所によって定義は異なります。
投資の世界ではリスク=不確実性という意味です。
1.普通預金はリスクゼロの金融商品
2.株式投資はハイリスク・ハイリターンの金融商品
3.未経験者が一人で冬山登山をするのはリスクがある
4.企業の「リスク管理」によっては業績を左右する場合もある
5.アメリカ経済はリスクを抱えながらも力強い回復力を見せている
まず、1.は「元本割れの可能性」という意味です。2.は「価格のブレ幅(価格の不確実性)」という意味。そして3.は「危険である」という意味。さらに4.は「事故を防ぐ対処法と事故が起きた場合の対処法」の両方の意味です。5.は「なんらかのマイナス要因を抱えているが、起こるか起こらないかは不確実」という意味で使用されます。
以上のように、リスクという言葉は、その場面によって意味が異なってきます。
投資にはリスクがつきものであり、リスクのない投資商品はありません。
不動産投資においては、そのリスクの特性を十分に把握することが投資の成否を左右します。
リスクが高い場合は、その分、安く購入し、高い利回りを得ることも可能でしょう。また、リスクが低い場合は、必然的に利回りも低くなるため、高収益は望むことができませんが安定した運用が可能になることもあります。
まずはリスクを把握して、リスクに見合った投資ができるような感覚、イメージを養うことが大事なのです。
不動産投資に関係するリスクは以下の表の通りです。
| 金利変動リスク | 金利が上昇することにより、変動金利で借入をしている場合、返済額が増加し、収益を圧迫するリスク |
|---|---|
| 流動型リスク | 必要な時にすぐに現金化できないリスク。また、売却する場合に、希望の価格で売却できないリスク |
| 市場リスク | 不動産の需要と供給のバランスが崩れ、賃料等の下落、もしくは空室率の上昇を伴うリスク |
おいしい話しとはイコール収益を上げれる話しです。
おいしい話しが向こうからやって来たり、そのあたりに転がっているということはまずあり得ません。
例えば「年間10%の利回りがあり、価格変動などのリスクは一切なし」と、突然、自宅に営業マンが訪問してきたら、どう思いますか?
現在、価格変動なしで年間10%の利回りが保証されることはありません。
投資の基本は「絶対がない」こと、自ら出向いていかない限り、自分の希望に沿ったものは見つからないということです。
これらの鉄則は投資をする上では最低限の基本です。複雑であればあるほど基本が大切なのです。


